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幼い頃の記憶、僕の中にある物語を綴るブログです。

風の記録

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  • 今日と明日が出会う時

    「もうすぐ時計は12時を回ろうとしている。。今日と明日が出会うとき....クロスオーバーイレブン」 学生時代に聞いていた23時すぎから始まるFMラジオ番組。好きだったなぁ。 日付がまたがるこの時間帯は、私の住んでいた田舎町では明かりがなくなり、暗闇...
    2026年1月2日
  • ふと、伊集院静の小説の一節

    以前読んだ伊集院静の小説で、実話がもとになった話がある。 離婚した主人公が、高校生になった娘と14年ぶりに再会するという物語。ふたりは上手く話せないまま、学生野球のリーグ戦を観戦することに。試合は六回を過ぎ、八対〇のワンサイドゲーム。負けて...
    2025年12月26日
  • クリスマス

    幼稚園に上がる前に、初めてのクリスマスを迎えた時の話。 クリスマスでは、欲しいものを届けてくれる人がいるらしい。サンタクロースというおじいさんが、寝ている間に、枕元に欲しいものをそっと置いてくれるらしい。 僕は、その頃、三輪車をほしがって...
    2025年12月14日
  • 仮面ライダーカードの功罪②

    仮面ライダーカードの是非を決定する日がやってきた。全校の学級委員が音楽室に集まった。音楽室は、後ろの席になるにしたがって、段差が高くなるすり鉢状の部屋だった。1クラス2人の学級委員、6年×4クラス、合計48人ほどが集まり、先生を含めると50人...
    2025年12月4日
  • 仮面ライダーカードの功罪①

    小学4年生の春を迎えた。クラス替えはなく、小学3年と同じクラス編成だった。ただ3年生の時の担任のおばあちゃん先生から男の先生になった。生徒たちは、おばあちゃん先生を舐めていて、少しクラスが荒れ気味になっていたのだ。 その新しい先生は教室に入...
    2025年11月25日
  • 母の強がりとため息

    僕は日頃、父と会話することは少なく、何となく距離を感じていた。その時代の男はそういったものだったと思うし、僕自身もそういった「男は黙って・・・」という側面を持っていると思う。 ただ父はなかなか厳格な人で、細かいことにもうるさいところがあっ...
    2025年11月16日
  • ヒッチハイク

    僕の実家は、瀬戸内海に面した小さな町の真ん中あたりにある。後ろには標高900mほどの国立公園に指定されている山々がそびえている。この山にはレストランや娯楽施設などがあり、田舎町のわずかな観光地のひとつだった。 大晦日にこの山を目指し、初日...
    2025年11月8日
  • 突撃ラーメン

    高校生の時、友達と3人でラーメンを食べに行った。 てっちゃんとセイチンと僕の3人だ。てっちゃんは柔道部で県大会で入賞する腕前だった。セイチンは陸上部で高跳びの優秀な成績を残していた。 ラーメン屋は、完食すればタダ。という有名な店だった。その...
    2025年10月25日
  • ブルーワーカーの代償

    僕の母親の兄妹は12人という大人数。母親は下から2番目だ。長男は戦死し、姉妹の多くは大阪で暮らしていたが、僕の家の近所には、猟銃のおじさんと、母親のひとつ上の姉に当たるトシノおばさんがいる。 トシノおばさんは時々僕のうちに来て、母親と世間話...
    2025年10月19日
  • 電車が止まった日

    小学校の同級生ユウくんとの強烈な思い出がある。ユウくんは、生まれつき両足が不自由だった。ひとりで歩けるけれど、体を揺らしながら人一倍エネルギーを使う歩き方だ。なぜか僕はユウくんの身の回りのことを手伝うことが多かった。他の人たちもそれが当...
    2025年10月12日
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