-
移転作業
外部採用で僕らの情報子会社に、若いメンバーがたくさん入ってきた。僕より少し年齢の若いメンバーたちは他の会社でSEをしていたひとたちだ。彼らは早々に新しい環境に慣れ、仕事をやりやすくしてくれた。彼らは僕との関係性にも気を遣ってくれて、一緒に... -
転機となった出会い
その後、会計システムは全国を二分し2週に渡っての分散稼働で、大きなトラブルはなく、新しい会計システムは無事稼働した。稼働後、長門さんは情報システム部のメンバーたちと、しこたま飲んだ。本社のおじさんたちよりも、若い年齢層の僕たちの方がウマが... -
輝きを放つ人
長門さんはK大出身、長髪のナンパな男で、広島の田舎から出てきた僕にとって、東京弁をさらに軟弱に使う最初の印象は、かなり物足りなさを抱いたことを覚えている。田舎者の僕には、強烈な広島弁が言葉に大きな説得力を持たせるのだろう。 ただ彼は仕事が... -
会計プロジェクト
僕はその会計プロジェクトに参加することになった。その参加理由が商学部出身だからと言われたが、実は大学で実務簿記の単位を3回も落としていた。またしても興味のない領域で奮闘することになった。 僕のいた情報システム部の隣には、業務管理部という部... -
注目の人物
入社して3年目に入り、仕事もある程度こなせるようになったのだが、さらに目標が見えない日々に焦りを感じていた。 そんな頃、僕たちの所属する情報システム部が丸ごと子会社化するという噂が飛び込んできた。当時は情報システムを扱う戦略子会社の設立が... -
海外で働くことを夢みて
僕は大学卒業を控え、就職は海外の仕事を希望していた。日本の大学を休学してアメリカへ短期留学していたので、日本に帰国するのが10月になった。そのことで就職活動が遅れに遅れ、ヤキモキした父親は怒り心頭だったそうだ。何とかギリギリセーフで東京の... -
きっとうまく生きていける
「あの人に会わなければ ー人生は違ったのかもしれないー」今日から新しいシリーズのはじまりです。本作は筆者の実体験をもとに綴った物語です。登場する人物・企業・出来事はすべて事実に基づいていますが、関係者への配慮から、人名・社名をはじめとす... -
透きとおった時間の終わり
青森駅に到着した発車までまだかなりの時間がある駅で食パンでも食べようと構内に向かったけどかなりの人が行き交うので駅の裏口で食べた 電車の乗り込んだあと、今度小学5年生になるという中村かずや君に出会った親戚のおばさんのところへ遊びに行くとい... -
青は美しい
札幌に戻った札幌を離れる夜、作り立てのサッポロビールとジンギスカンを食べたビールは作り立てのせいか甘かった 電車の時刻までもう少し余裕があればまだ食べられたのだがまあ4人前も食べれば十分か。。 札幌21時25分発、函館4時58分着の夜行列車普通列... -
支笏湖
札幌に着いて翌朝7時天気は良くもなし、悪くもなし気温は4度C 以前からポプラ並木が見たかっただけど北海道大学内にあることを昨日知ったばかりだ 札幌から千歳線で千歳へ向かった正午をすこし回っている 支笏湖へ行こうと思う少し腹ごしらえをしよう 千歳...